Kick & Snare (feat. Nadia)
- Kick & Snare (feat. Nadia)
『酒と涙と男と女』 主にこれら4つの要素で、数えきれないほどの名曲が量産されたのが90年代アメリカのR&Bムーヴメントと言えるだろう。
酒と涙と男と女と言えば、演歌でもよく使われるフレーズ。
実はここでR&Bと演歌の親和性を見出すことができる。
日本でも90年代後半、宇多田ヒカルやMISIA、DOUBLE、小柳ゆきなどのヒットによりR&Bブームが巻き起こったが、流行れば廃れるという予定調和に違和感を覚えるものはなかった。
現在のクラブ・カルチャーはどうだ。変わらず若者は夜が好きだし、音楽も聴く、人々の感情は幾重にも織りなし、今夜も街のどこかで恋物語が作られているはずだ。
そして、かつて演歌がそうだったように、惚れた腫れたのBGMは本来R&Bなのだ。
自らR&B愛聴家を公言するCAKE-Kが放つ、復活シングル・リリース第5弾は、国外でも活躍中の本格派ダンス&ボーカルグループBananaLemonからNadiaをfeatし、小細工無し、本来のR&Bを完成させた。 タイトルは“Kick & Snare” 懐古の情となってしまったR&Bが、流行り廃りを超えた普遍的ジャンルとして、再び日本人に愛される日が来ることを願って。
CAKE-K
ニッポン・ヒップホップの創成期を築いたキーパーソンの一人。レジェンドたちが賞賛する存在。彼無くしてシーンを語ることはできない。現在YouTubeチャンネル『082TV』のホストとして出演、日本ヒップホップの有益な情報を発信しているレーベル『boomista』のアーティスト、プロデューサーとしても活躍が期待される。
【082TV】https://w...